超小型・高感度・高性能GPSバリオ
パラグライダー/ハンググライダーのフライトで使うバリオメーターを藤原技研Mで製作しているので紹介します。
<<GPSVARIOの特徴>>
◎GPS搭載
・IGC形式のトラックログが保存でき、本体をUSBメモリとして提出可能
◎超小型で高感度
・±10cmの高低差で感知
◎LCD表示付き
・現在位置緯度・経度/上昇下降速度/気圧/高度等
◎高機能
・GPS搭載により、IGC形式のトラックログをUSBメモリとして記録が可能
・フライト後のオートパワーオフ機能で電源切り忘れ防止
・フライト時間自動計測
・上昇時の音程カーブ調整可
・下降時のシンク音開始レベルの変更可(-5m/sまで)
・Bluetoothでアンドロイドアプリ(XCTrack)とバリオ・GPS情報の転送が可能
・0m/sサーマル検出モードに対応
・各種設定がPCを接続しなくても本体で変更が可能
◎低消費電力
・内蔵型Li-Ionバッテリー(1,000mA)+太陽光パネルで長時間の運用が可 ・マイクロUSBコネクタで充電可
XCTrackとの連携(外部気圧計)
本機はアンドロイドアプリ(XCTrack)にBluetooth経由で上昇/下降速度を送ることができます。
<接続手順>
・スマホ(アンドロイド)の設定画面で、Bluetoothを選択します。
・Bluetoothをオンにし、スキャンします。
・候補が出てくるので、それを選択します。
・しばらくすると、ペアリング画面が出るのでOKを押します。
(PIN番号を要求された場合は1234を入力する)
・XCTrackを起動し、
設定>接続とセンサー>外部センサー>ブルートゥースセンサー
にチェックを入れ、GPSVARIOを選択します。
・外部気圧計を使用に☑を入れます。
・キャリブレーションを選択し、バリオを上下させて通信できていることを確認します。
・スマホ本体からのバリオ音は鳴らないようにしてください。
・画面にバリオバーの配置や、サーマルアシスト等で本バリオのデータが反映されるようになります。
※一度ペアリングすれば、それ以降は自動でつながります。
※XCTrackで一番効果を発揮するのはサーマルアシスタント画面です。過去の情報からサーマルポイントを色で教えてくれるところです。下の絵では、青色のサークル内にできるだけ留まるようにセンタリングすれば、サーマルに乗り続けることができます。
コンディションに応じて使い分けると良いと思います。
XCTrackとの連携(GPS)
本機はアンドロイドアプリ(XCTrack)にBluetooth経由でGPSのデータを送ることができます。
<接続手順>
・Bluetoothのペアリングを完了しておきます。
・XCTrackで既に、外部センサーとしてGPSVARIOを選択しておきます。
・外付けGPSを使用に☑を入れます。
<<Tips>> XCTrackを ・e-Ink TabletなどのGPS未搭載端末で動作させる場合 ・スマホ/タブレットで、より高精度の位置データを利用したい場合は、「外部GPSを使用する」を選択します。 |